2019/05/25 17:29
ひさびさのブログ更新です!!
食べる美術展のことや色々書きたい事はたくさんあるのですが、写真がまだ準備できてなかったり、料理のことを書きたかったり、なんやかんやがいろいろあって、もうそういう色々はパンフレットを作ったら見てもらおう!!と思っています。
ってことで、今回はお茶でも料理でもなく、普段販売している瓶詰めの作り方でも書こうと思っています。
え、そんな企業秘密書いてもいいのかって??(*'▽')
いいんですいいんです。
今の時代調べればなんでも出てくるので、私たちのブログが少しでも皆様のお役にたてば本望です。(∩´∀`)∩
ですが、いつも作ってる瓶の料理。このブログ用に写真を撮れなかったので、文章のみの説明になってしまいます(-_-;)
みんな許して!!(~_~;)
てことで、さっそくレシピを!
赤エビ
塩(赤エビに対して1%)
ニンニク
太白ごま油
のみです。。。
私が作ってる瓶は本当に何にも入れてないので材料揃えは簡単かと思います。
基本的には
主素材(エビ)+副素材(ニンニク)+調味料(塩)+保存するための液体(太白ごま油)
で構成されてます。
これが、エビが鶏肉に変わったり、副素材は香りのあるもの(スパイス)や、下地になるもの(シメジやネギ、香味野菜)と変わるだけで、基本的には主素材をどう味わってもらうか、どうやったら美味しさを引き出すことができるかを主に考えていきます。
あとは、酸素と菌に食材が触れると悪くなるのが早いのでそこを工夫していきます。
簡単に言うと
1、手を洗う
2、機材を清潔に保つ
3、食材を触るときはゴム手袋をする
4、内容量を限界ぎりぎりまで攻める
5、空気が入らないよう油や酢で満たす
と、大まかにはこの五項目を満たせばある程度は持ちが良くなります。
これにさらに瓶の煮沸、空気の脱気などをして長期保存を可能にしていきます。
話が脱線しました(´-∀-`;)
中身つくりましょう!!
さて、まずはエビの殻剥きです。
もうこれはコツとかそんなもんあってないようなもんです。
やりながら自分にあったエビの殻剥きを見つけ、ひたすらがんばるんばです。
バナメイエビや、スーパーで売っているサラダエビでやってもうちで出しているとろける食感には残念ながらなりません。
なぜか、赤エビが一番なりやすかったのでこのエビをつかっていますが、安くてとろける食感になるエビいましたら教えてください。皆さんに広めます。
殻を剥いたら、背ワタを取り除き1%の塩をし、ダイソーの抗菌袋にいれて、一晩おきます。
食材の保管は基本的にダイソーの抗菌袋に入れています。すごい持ちがよくなるので余ったおかずなどはラップを使わず抗菌袋にいれてみてください。主婦必見だと勝手に思ってます。
一晩たったら、ニンニク油を作りましょう。
ニンニクをみじん切りにして下さい。
そしたら、パスタを作る要領でニンニクと少しの油を鍋にいれて弱火でじっくりきつね色に変化するまで火を入れましょう。
こうすることで、ニンニクの良い香りと甘味を引き出します。
きつね色になったら、鍋に冷めた油をいれてニンニク油の温度を冷まします。
エビをボウルにいれて、作ったニンニク油をその中に投入。混ぜ合わせます。
必ず冷めたニンニク油を入れて下さい。エビに高温で火が入ると固くなります。
ここで瓶と蓋を殺菌します。
そしたらいよいよ瓶につめて、空気を入れないようぎゅうぎゅうにつめ、細かい空気も抜く為、油を追加投入し、軽くふたを閉めます。
鍋に湯をはり、瓶にお湯が入らないようにし、沸騰しない温度(大体78~85度の間)で約2時間じっくり火を入れます。
そうすることで、とろっとした不思議な食感を実現できます。
そこまでやったらもう高温で火入れしても硬くならないので、お湯を沸騰させ殺菌、脱気をして蓋をきつく締め完成!!
ニンニク油を作らず生のままでも良いですが、生特有の香りえぐみのような強さがあまり好きではないので火をいれてます。
が、ここは好みなのでお好きな感じで大丈夫。
ミントオイルでもオレンジピールオイルでも、トリュフオイルでも、ナッツオイルでも、ココナッツオイルでも、相性良ければなんでもOKです。いっぱいアレンジしてください。

それでは!また気が向いたら瓶の料理書いていこうと思いますー!
澱と葉 川口潤也